阿智村運動公園整備で住民と意見交換会

地域の話題

[ 2019年 12月 7日 土曜日 14時52分 ]

 阿智村伍和の運動公園わいwai周辺の整備計画について協議する運動公園検討委員会は5日夜、地区住民との意見交換会を村コミュニティ館で開いた。検討委のアイデアをまとめた仮案をたたき台に、率直な意見を出し合って議論を展開。「村民全員が楽しんで利用できる公園」の実現に向け、今後の協議に役立てていく。

 整備計画を巡っては、村が公園を管理する公民館や利用するスポーツ団体関係者、子育て世代、一般公募者などでつくる検討委を設置して諮問。6月から協議を重ねている。

 現在の運動公園の敷地約2万4000平方メートル(A地区)に加え、会地浄化センター南側の河川敷約6700平方メートル(B地区)と、中部電力駒場水力発電所南西側の阿知川堆積土置き場(C地区)約1万4000平方メートルを計画の対象エリアとしている。

 この日の意見交換会で、検討委が示した「わいWai Park(仮称)」案は、持続可能な開発目標「SDGs」に沿った公園を基本コンセプトに、全ての村民が楽しく利用できることを目指したもの。

 A地区は「スポーツ健康増進エリア」と位置付け、グラウンドの再整備などでスポーツ機能を強化。将来的には全面芝生化を検討し、B地区に子どもの遊び場を集約することで現在の子ども広場を駐車場とサブグラウンドにする。

 「子育て、自然、交流エリア」としたB地区は、段差や河川敷を生かした自然との触れ合いを重視。「創造活動エリア」のC地区はイベント利用もできる広場の他、屋外教育、屋外保育のできる施設などを盛り込んだ。3つの地区をつなぐ道路は遊歩道として整備する。

 住民らは仮案に前向きな意見を寄せた一方、「将来的な維持管理ができるのか」と疑問視する声も。また、C地区周辺に住む住民らは「伊勢湾台風、三六災害の時には阿知川堤防が決壊し、被害にあったエリアなので水害対策を重視して」と求めた。

 A地区グラウンドの全面芝生化については「芝生が敷かれると出来なくなるスポーツもある」としてスポーツ団体関係者の中で賛否が分かれた。遊歩道の整備計画には「スポーツ大会を開くなら大型バスが通行できる道路も必要」とする意見も出された。

◎写真説明:運動公園整備についての意見交換会

  

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