雲越しに変化見守り 市美術博物館で皆既月食の観察会

地域の話題

[ 2018年 2月 1日 木曜日 15時39分 ]

月食を観察する参加者(美博で)

 飯田市美術博物館は1月31日夜、皆既月食の観察会を追手町の同館で開いた。家族連れや天体フアンなど約20人が参加。雲越しに、赤銅色に変化していく月の様子を観察した。

 皆既月食が起こるのは約3年ぶり。この日は雲が多く開催が危ぶまれたが、観察会が始まる頃には月が雲間から姿を現した。

 はじめに、職員が月食やこの時期に見える星座について館内の休憩室で説明した後、全員で前庭に移動。飯田御月見天文同好会が設置した望遠鏡と双眼鏡を使って観察した。

 午後9時ごろには左下のあたりから欠け始め、肉眼でも見えるほどに。参加者は「クレーターがきれい」「(月の模様の)ウサギの体が欠けてきてるね」などと語り合い、月が完全に地球の影に隠れる皆既食が始まる10時ごろまで、様子を見守った。

 皆既食では、地球の大気で屈折して影に入り込んだ太陽光に照らされることで、月が赤銅色に。途中、雲に隠れて見えにくくなることもあったが、赤くなった月の姿を確認することができた。

 同好会の奥村茂実さんは「地球の空気が汚れていると色が濃くなるが、きれいだと澄んで見える」と説明。寒さの中、参加者は月の様子をじっと眺めたり、会員らに熱心に質問しながら観察を楽しんでいた。

  

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