震災から2年、元善光寺で鎮魂の鐘鳴らす

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[ 2013年 3月 13日 水曜日 15時26分 ]

 東日本大震災から丸2年が経過した11日、飯田市座光寺の元善光寺では、震災発生の午後2時46分、本多秀賢住職が鎮魂の鐘を鳴らして犠牲者に祈りを捧げ、早期復興を願った。

 「日が経過するごとに大惨事の印象も薄らいでいく。慰霊の心をもう一度」との本多住職の思いから実施。鐘楼前で「南無阿弥陀仏」の読経に続き、日付と同じ数の11回鐘を突いて祈りを捧げた。

 息子の副住職は震災直後に被災地へ赴き、ボランティア活動に携わったこともあるなど現地との関わりもあり、本多住職は「人災被害が少なくなるよう呼び掛けの気持ちを込めたい」と話した。

 通常一般参拝客は突けない鐘も、この日は一般開放され、本多住職に引き続いて追悼の鐘を鳴らした。用事で飯田市に訪れ、地震発生の時間に合わせて同寺に初めて訪れたという滋賀県高島市の覚伝寺の住職は、「残された方のつらさや苦しみ、悲しみも大きい。できる限り思いをくんで、寄り添うことぐらいしかできない」と沈痛な面持ちで語った。

  

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