青年農業者活動成果発表会開く

地域の話題

[ 2020年 1月 17日 金曜日 15時43分 ]

 JAみなみ信州青年部と県南信州農業改良普及センターが主催する本年度の「南信州青年農業者活動成果発表会」が16日、飯田市追手町の県飯田合同庁舎で開かれた。飯田下伊那地域の将来の農業を担う青年農業者8人が意見・プロジェクト発表を行った他、高校生による事例紹介もあった。

 青年農業者らの農業技術・経営力の向上と自己研さん、相互交流、仲間意識の高揚を図り、地域農業の発展に寄与する農業者を育成することが狙い。約120人の関係者らが聴講した。

 意見発表の部は7分、プロジェクト活動発表の部は10分の持ち時間で各4人が発表。7人の審査員が▽課題設定の背景と動機▽発表内容▽発表方法と態度―の3点で採点し、各発表で成績優秀だった1人を3月6日に佐久市で開く県大会へ推薦する。

 プロジェクト活動発表で最優秀に選ばれた高森町の鈴木健悟さんは「個人事業から法人化におけるGAP導入」と題して発表。法人経営ならではのさまざまな問題点の解決に取り組んだ成果を紹介した。

 経営規模を拡大する中で、作業を担っていた母親が病気で倒れたことをきっかけに、臨時雇用していた男性2人を従業員候補として法人化を決意。家族経営から会社として取り組むようになったことで「家族間で当たり前のように伝わっていたことが指示として通用しない」「圃場(ほじょう)リストが文書化されておらず、間違いや無駄が多い」などの課題が浮かび上がった。

 GAP(農業生産工程管理)は試行錯誤の1案として導入。「労働安全と人権保護」「食品安全と環境保護」「農業経営管理」の3つの観点ごとにルールを作り、掲示やマニュアル化で共有したところ「働きやすい環境ができ、農場運営がスムーズになり効率化につながった」とした。

 意見発表では高森町農業青年経営者協議会の三浦清貴さんが選ばれた。

 この他、下伊那農業高校食品科学班の2年生が地元の茶の消費拡大を目指した取り組みを紹介。なかひら農場(松川町)の中平義則社長による事例発表もあった。

 発表を聞いた県農業者経営協会下伊那支部の佐々木孝治支部長は「私たちも何度も失敗を重ねながら農業を続けてきた。失敗を良い糧にし、今後に生かしてほしい」と激励していた。

◎写真説明:高校生による活動発表も

  

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