静岡県境で峠の国盗り綱引き合戦開く

地域の話題

[ 2011年 10月 25日 火曜日 9時42分 ]

峠の綱引きカット 飯田市南信濃と浜松市天竜区水窪の青年同士が「国境」の領土拡大をかけて綱引きで争う第25回「峠の国盗(と)り綱引き合戦」が23日、長野・静岡県境のヒョー(兵)越峠(1168メートル)で開かれた。昨年の雪辱を果たそうと臨んだ信州軍が遠州軍を破り、領土を1メートル遠州側に拡大。通算成績を13勝12敗とした。

 

 戦国大名の武田信玄が遠州攻略の際に進んだとされる峠を舞台に、1987(昭和62)年に旧南信濃村と旧水窪町の両商工会が、地域おこしイベントとして始め、現在は飯田商工会議所遠山郷支部と天竜商工会青年部水窪支部が主催。12人ずつで対戦し、勝った側が領土を1メートル広げられる。

 

 陣羽織姿の牧野光朗飯田市長と鈴木康友浜松市長、両地域から集まった数百人が声援を送る中で展開した3本勝負は、1本目はまったくの互角で初めての引き分けに。2本目は信州軍が快勝、3本目も後半からスタミナの差を見せ付けた信州軍が勝利して勝負を決めた。

 

 県境と同じ位置だった「国境」の看板は、1メートル遠州側寄りに設置。牧野市長が木槌で打ち込み、「(イベントを通して)三遠南信地域の交流をさらに深めたい」と話していた。

  

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