飯田市川路の天龍峡百年再生館で7日まで、七夕企画が行われている。短冊に願い事を書いて七夕竹に水引で結ぶと、星型のキャンディーがもらえる。
天龍峡を訪れた人の良い思い出になれば―と企画。「再生館の入り口に飾りつけたわらの竜に願いを託して」と呼び掛けている。
水引は飯田の伝統工芸であり、人と人を結ぶ意味合いがあることも紹介しようと、天龍峡案内人と昭和乙女の会のメンバーが手作りした。
展示を始めた1日から多くの人が短冊を手にし、「子どもが元気に育ちますように」「長生きできますように」「一日一日を楽しく愉快に」「幸せが続きますように」などと書いて枝に結わえた。
短冊は7日以降、龍江の東照寺で大願成就を祈願し、月遅れ(8月1~7日)の七夕企画も予定している。星型キャンディーは200人分を用意している。