飯伊で竹宵まつり~灯り柔らか街中包む~

地域の話題

[ 2014年 6月 11日 水曜日 13時09分 ]

  「電気を消して、スローな夜を」をキャッチフレーズに地球や生活環境への思いを寄せる「竹宵まつり~100万人のキャンドルナイトin南信州」が7日夜、飯田下伊那各地で開かれた。メーン会場となった飯田市街地のりんご並木一帯には、ろうそくをともした竹筒や多彩なキャンドル約2300本が並び、幻想的な光景で多くの来場者を魅了した。

 りんご並木では午後6時半、市内の竹宵グループや飯田OIDE長姫高校生らが作った竹宵に点灯。暗がりの深まりとともに、竹宵の光が存在感を増していった。同8時にカウントダウンの掛け声に合わせて商業施設の電灯や街灯が一斉に消されると、ひときわ柔らかい光が参加者たちを包み込み「きれい」の感嘆や拍手を呼んだ。

 歩行者天国となった会場では夕方から、ミツバチの蜜ろうを原料としたキャンドル作りや地元産の食材メニューを提供する「フードマイレージゼロ市」、ライブ演奏などを開催。ろうそくに照らされての今田人形座(同市龍江)の公演もあった。りんご並木の用水を釣り堀にしてのニジマス釣りもあり、一帯は終日にぎわった。

 同市箕瀬町から2人の子どもと参加した女性は、友だち家族も誘い合って初参加。「子どもたちと夜に街中を歩く機会はめったになく、雰囲気も幻想的でいいですね」と笑顔を見せていた。

 「三連蔵」の前には、竹宵などを組み合わせた各種のオブジェも登場。灯りに顔を近づける子どもたちの様子などを写真愛好家らが盛んにカメラに収めていた。

 ことしは竹宵団体だけでなく、飯田OIDE長姫高校の生徒らも竹宵製作に参加。商業科2年の女子生徒(16)は、竹筒の内外に着色を施し、夜空に向かって暖かい光が上っていくイメージを表現した作品を並べ、来場者から「アイデアがいいね」と感心されていた。

 竹宵まつりは、環境保全や身近な暮らしを見つめてもらおうと、環境関連や経済団体などでつくる実行委員会が企画し6回目。りんご並木のほか、同市下久堅の化石燃料ゼロハウス「風の学舎」、高森町の「アグリ交流センター」、売木村の「星の森オートキャンプ場」で実施した。フォトコンテストへの応募を21日まで受け付けている。問い合わせは実行委員会(電話0265・24・4821)へ。

  

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