飯伊に希望と元気を

地域の話題

[ 2020年 6月 2日 火曜日 15時49分 ]

 花火大会の中止が相次ぐ中、悪疫(新型コロナウイルス)の退散を願い、全国に希望と元気を届けようと、日本煙火協会の青年部有志が計画した「チアーアップ!花火プロジェクト」には、全国の163社が参加した。飯田市の3地点でも「5分以内」の制限時間内に、それぞれの願いを込めた花火を打ち上げた。

 アルプス煙火工業は「花火で笑顔になってもらおう」と、立石にある試験玉の打ち上げ現場で、尺玉を中心とした数発にゆっくり点火。尺球は雲を突き抜けて地上300メートルで大輪の花を咲かせた。

 関島煙火は「地域の皆さんに上を向いてもらえたら」と、飯田市立病院近くの八幡公園で、スターマインを含む55発を多彩に打ち上げた。医療従事者に対する敬意と感謝の気持ちを込め、青い花火を織り交ぜた。

 同社の花火師4人も有志として、松尾明の天竜川沿いでスターマインなどを連射。「見た人を明るい気持ちにしたい」とヒマワリなどの「型物」を取り入れ、車を停めて見入る人もいた。

 「チアーアップ!」は「元気を出して」「頑張って」という意味。花火の打ち上げ日時、場所は非公表とした。

 市立病院の駐車場に待機していたタクシーの運転手は「プロジェクトのことはラジオで聞いて知っていたが、ここで見られるとは。『悪疫退散』『希望と元気を』という主旨がいいね」と笑顔で話した。

◎写真説明:八幡公園で打ち上げた花火

  

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