飯伊の青年農業者らが活動を報告

地域の話題

[ 2013年 1月 18日 金曜日 15時24分 ]

 飯田下伊那地域の青年農業者らがプロジェクト活動を報告したり、農業に関する意見を述べる今年度の「飯伊青年農業者活動成果発表会」が16日、飯田市追手町の県飯田消費生活センターで開かれ、約60人が参加した。5組が発表し、農をめぐって取り組む独自の活動や農業振興、地域活性化などに向けた考えを語った。

 「農業技術、経営力の向上と自己研さん、仲間意識の高揚を図り、飯伊農業の発展に寄与できる農業者を育成しよう」と、県下伊那農業改良普及センター、JAみなみ信州青年部、下伊那地区就農促進協議会が主催して開催。市町村青年農業者クラブや農業経営者協会下伊那支部など7団体が後援した。

 活動・意見発表では6組がスライドなどを交えながら、重ねている事業の概要を紹介した。

 UIターン者で構成し、有機農業をしている阿智村のどろんこ道の男性は、被災地支援米プロジェクトの経過を報告。無農薬・無化学肥料による米作りを行って被災地に届けたことや、仕事がなくなった障害者を支援するための取り組みなども伝え、「原発や震災にどう向き合い、係るか、一人一人がよく考えて行動することが大切だと思った」と話した。

 JAみなみ信州青年部鼎支部の男性は、コメづくりなどを通じて交流している鼎幼稚園の園児との係りから、食育の大切さを強調。遊休農地の利活用に向けて活動をともにした飯田商工会議所鼎支部青年部と新たに結成した夢かなえ隊についても触れ、「地道で小さな活動だが、子どもたちに色々な経験や思い出、夢を与え、地域を元気にしたい」と思いを語った。

 参考として、下伊那農業高校の2グループも意見発表を行った。アグリ研究班は鳥獣被害の実態をデータで示し、急増しているニホンジカの分布状況を説明。シカ肉の活用について重ねた研究の成果も発表した。

 東御市農業青年クラブの男性による特別発表、飯島町の田切農産による講演会も開かれた。

  

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