飯伊初の「大雨特別警報」

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[ 2020年 7月 8日 水曜日 15時15分 ]

 梅雨前線の影響で、飯田下伊那地域では8日早朝から激しい雨が降り、気象庁は飯田市、阿南町、売木村、下條村、阿智村の5市町村に5段階の警戒レベルのうち最も高い「大雨特別警報」を初めて発令した。本紙の調べでは同日午後1時現在、根羽村を除く13市町村が173カ所の避難所を開設し、234世帯446人が避難した。各地で土砂崩落や倒木などが発生し、集落孤立や床下浸水など被害が出た。県によるとこれまでに人的被害の報告はない。

 気象庁は数十年に一度しかないような甚大な危険が迫っているとし、同日午前6時43分に同警報を発令した。昨年5月の警戒レベル運用後では飯伊初のレベル5。午前11時10分に「警報」に切り替えた。

 阿南町は町全域2022世帯4440人に避難指示、飯田市と天龍村が全域に避難勧告を出した。下條村、喬木村は避難準備・高齢者避難開始を出した。

 飯田市は20地区94カ所に避難所を開設し、64世帯145人が避難した。千代公民館には午前9時半ごろに4世帯9人が身を寄せた。家族3人で避難した女性(72)は「土砂災害警戒区域に住んでおり、指示されたので避難した。特別警報が出され怖い。早く収まってほしい」と話した。

 各地で土砂崩落やがけ崩れ、倒木が発生した。県飯田建設事務所によると、豊丘村河野の県道伊那生田飯田線、飯田市伊豆木の県道親田中村線、大鹿村鹿塩の国道152号、喬木村加々須の大島阿島線の一部が通行止めになっている。

 8日は飯伊の全高校が休校し、飯田市や高森町など10町村の小中学校が休校となった。

 県内では9日にかけても激しい雨が降る見込みで、1時間の降水量は多いところで50ミリと予想され、9日午前6時までの24時間の降水量は南部の多いところで180ミリと予想されている。

◎写真説明:県道親田中村線に流れ込んだ土砂(飯田市伊豆木)

  

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