300段を巨木が豪快に 飯沼諏訪神社で御柱大祭

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[ 2016年 4月 13日 水曜日 15時37分 ]

 飯田市上郷の飯沼諏訪神社で10日、式年御柱大祭があった。300人以上が4・5トンの御柱を曳行し、クライマックスの神社前では300の石段を豪快に曳き上げた。

 丹保の仮安置所を午前8時に出発した2本の御柱は、今回から恒久化した直線の御柱街道を通り、県道市場桜町線(通称竜坂)で2回にわたって90度方向転換すると、最大の見せ場の石段へ。さらに人数が増えた曳き子たちは、木遣り唄に合わせて「よーいしょれ」と掛け声を上げながら綱を引いた。

 段差が大きい難所では数人が綱の上に乗ってバランスを取り、御柱が石段脇の溝に乗ると、曳き子たちはラッパ隊の軽快な演奏に乗って勢いよく御柱を引き上げた。

 今回は祭典実行委員会の呼び掛けに応じて飯田高校と飯田女子高校、飯田OIDE長姫高校の生徒が100人以上参加。上郷の住民と一体感を味わい、祭りの関係者を喜ばせた。

 予定より遅れたものの、2本の御柱は境内に無事建立され、沿道と神社周辺には約7000人が集まった。

 フィナーレの祝餅投げを終えた祭典実行委員長の櫛原利喜夫さんは「カーブでてこずったが立派にでき、感動している」と話した。

 御柱大祭には地元出身者でつくる東京上郷会(北原武司会長)の会員と家族33人も参加。祭典実行委員会は境内に専用のテントを設け、祭りに寄付をした一行を歓待した。

 役員とともに祝餅投げと直会(なおらい)にも参加した北原会長は「長野県は御柱祭と真田丸で盛り上がっている印象。諏訪の御柱祭を見てきたが、ふるさとの御柱祭もなかなか盛大にできて何より」と笑顔で話した。

  

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