飯田で「食を考えるつどい」~健康長寿の食育推進~

地域の話題

[ 2013年 2月 16日 土曜日 13時19分 ]

 県飯田保健福祉事務所は14日、今年度の「食を考えるつどい」を飯田消費生活センターで開いた。市町村の食育・保健衛生担当者や食生活改善推進員、栄養士会飯下支部の会員、下伊那地域食育推進連絡会の関係者など約100人が参加。「健康長寿のための食育」を推進していくため、具体的な活動事例と講演を通して地域主体の食育のあり方を考えた。

 事例発表では、「私たちの健康は、私たちの手で」をスローガンに掲げ、健康の基本である食生活の改善を目指して地域に根ざした活動を行っている長野県食生活改善推進協議会飯伊支部の女性が、みそ汁に関する調査結果から「みそ汁は1日平均1・4杯、平均塩分濃度は0・97%。3~4種類の具材を入れる人が多い」と説明。「具がたくさん入ったみそ汁を1日1杯、塩分濃度はもう少し低く」と減塩運動を呼び掛けた。

 飯田下伊那栄養教諭・学校栄養職員部会の女性は、食育を地域に広める「学校給食フェア」の取り組みを発表。「子どもたちや地域の人たちが、食の楽しさ・大切さを実感し、さらに地域の食文化の継承、地産地消の推進へとつながることを願っている」と語った。第8回を数える来年度の学校給食フェアは9月8日に実施するという。

 下伊那厚生病院栄養科の女性は、3年前から取り組んでいる地元野菜を積極的に取り入れる地産地消活動とその効果を発表。「長期間にわたって安価な地元野菜を購入できる。地元野菜の平均仕入単価は、市場野菜の約6割。野菜づくりに職員が参加することで、地域の食材を身近に感じることができたり、生産者から提案や情報をもらうなど、交流を深めることができた。患者さんに安心・安全で、喜んでもらえる食事を提供し続けていきたい」と語った。

 講演は、県健康福祉部健康長寿課の課長補佐が「“健康長寿”世界一を目指して~食育ボランティアに期待すること~」と題して行った。

  

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