飯田でピースミーティング開催

地域の話題

[ 2013年 8月 20日 火曜日 9時31分 ]

 平和のための信州・戦争展飯伊実行委員会が主催する「ミニ戦争展・平和を考えるつどい」が18日、飯田市鼎中平の市鼎文化センターであった。ピースミーティングでは平和学習をしてきた小中学生、高校生が成果を発表。戦争の怖さや平和の大切さを確認し、「二度と繰り返してはならない」と口々に語った。

 4年に一度の戦争展の間の年にあたるため、飯田の実行委員会がミニ展を企画し、ピースミーティングと映画の上映、演劇の上演、戦争遺品展を行った。

 3年目となったピースミーティングには、高森町の高森南・高森北小学校、阿智村の阿智第一小学校、松川町の松川中学校、飯田市の下伊那農業高校、阿智村の阿智高校の児童、生徒ら10人が参加し、平和学習の紹介や戦争、平和に対する思いを語った。

 阿智村のちむわざ会の活動を通じて、沖縄県のひめゆりの塔や嘉手納基地などを見学してきた阿智第一小の女子児童は「沖縄には命どぅ宝という言葉があるが、その大切な命を戦争は簡単に奪ってしまった。戦争を二度と繰り返してはいけないと思った」と話した。

 1年生から身近な戦争遺構を調べている松川中学校の3年生3人が出席した。町内であった戦闘機墜落事件や広島での修学旅行の様子を紹介しながら「戦争は悲しく、ひどく辛いもので、世界から無くしていきたいと思った」と強調。視点を自分たちの周囲に移し、「いじめや差別をなくすこと、相手の立場を思いやること、今を大事に生きることを心に刻みたい」とした。

 阿智高校の生徒は、阿智村内でみつかった戦中のポスター135枚を文化祭で展示した。多くのポスターに記されていた「国債を買おう」の言葉に隠されていた意味や、処分命令を無視して保存し続けた元村長の思いを推測し、「悲しい戦争を繰り返してはいけない」などと話した。

 米軍基地の問題に悩む沖縄の姿を通じて日本の平和について問いかける映画の上映や、飯田子ども演劇教室ステージ・キッズによるオリジナルの演劇「ハッピー・エンド・ナイト」を上映、上演。飯田市教委が収集している戦争遺品の展示も行い、子どもたちをも巻き込んだ戦争の悲惨さを伝えた。

 唐沢慶治実行委員長は「子どもたちが体験を通して戦争の悲惨さや平和の尊さを学ぶことが大切。戦争の真実を風化させず語り継いでいくため、郡市民のみなさんに関心を持ってもらえれば」と話していた。

  

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