飯田で自転車フォーラム&交流会開く

地域の話題

[ 2017年 3月 23日 木曜日 16時00分 ]

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 ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)南信州ステージの関連企画で、飯田下伊那地域の起業家や自転車関係者でつくる実行委員会(熊谷秀男実行委員長)主催の「自転車フォーラム&交流会in南信州」が22日、飯田市高羽町の飯田人形劇場で開かれた。本年度もTOJで南信州をホームに設定している「チーム右京」の監督で元F1ドライバーの片山右京さん(53)らが講演やパネル討議をし、自転車スポーツとビジネスについて参加者たちと考えを深めた。

 

 実行委員会が主催し、南信州バイコロジー協会やTOJ南信州ステージ実行委員会などが共催、南信州新聞社などが後援した。

 

 片山さんは講演で、自転車界を取り巻く欧州と日本の事情を比較。自転車の利用状況に差があることを指摘した上で、「自転車は可能性のある乗り物。日本でも欧州のようにロードレースの存在をもっと知ってもらえば、開催地域にも経済効果を及ぼすことができる」と強調した。

 

 パネル討議は片山さんの他、元ロードレーサーでTOJディレクターの栗林修さん(45)、クロスカントリーの元五輪選手で松本市で自転車の専門ショップを営む鈴木雷太さん(44)、自転車関連のツアーを企画する風カルチャークラブ社長の嶋田京一さん(47)が意見交換した。

 

 栗林さんは「自転車レースやチーム運営にもっと経済活動を組み入れるべき。ステージをやる地域に経済効果があるようにすれば賛同者も増える」とし、一例として「(下久堅の)TOJコーナーなどに命名権を導入してみては」と提案した。

 

 鈴木さんは欧州に比べてマウンテンバイクの普及が進んでいない状況を伝え、「走るフィールドがないことが要因。舞台を作ればまだまだ伸びる」。嶋田さんは、「かつて山歩きに熱中した中高年層が体力の衰えから自転車に興味を持ち始めている」とし、自転車に関係する体験や旅行の増加を見込んだ。

 

 地域で南信州ステージの開催を重ねる経過を踏まえ、次の展開として「ビジネス」に焦点を当てた。熊谷実行委員長は「自転車と経済性をテーマにしたフォーラムは国内初めて。今後も様々な視点から自転車を取り上げ、飯田から全国に発信していきたい」と話していた。

  

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