飯田下伊那100計画実行委員会が報告会

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[ 2017年 3月 24日 金曜日 15時59分 ]

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 18歳選挙権が注目された昨年7月の参院選で、飯田下伊那の高校生の投票率100%に挑戦した高校生有志でつくる「飯田下伊那100計画実行委員会」は23日、報告会を飯田市上郷黒田のシェアスペース「桜咲造」で開いた。

 昨年4月に実行委員会を立ち上げた発起人で飯田高3年の木村優也さん(17)=高森中出身=が、2代目の実行委員長に指名した同校2年の本塩竜哉さん(17)=松川中出身=を紹介。新たなスタートに向けて、後輩に活動を引き継ぐ方針を説明した。

 また、同実行委員会が2月に県の明るい選挙推進フォーラムで総務大臣表彰の伝達を受けたことも報告。木村さんは「高校生が自分たちで考え、高校生に投票を呼び掛ける活動が評価された」と語った。

 木村さんは、昨年3月に東京で開催された「全国高校生未来会議」に参加。主催団体(リビジョン)の代表から選挙の重要性を聞き、若者の投票率が予想以上に低い実態に危機感を持った。この話を飯伊の高校生徒会連絡協議会で知り合った人たちに伝え、メンバー23人で実行委員会を立ち上げた。

 昨年7月の参院選に向け、飯伊の高校生の投票率100%を目標に掲げ、高校生選挙だよりを発行。啓発イベントや街頭啓発、期日前投票呼び掛け、投票日カウントダウン、保護者呼び掛け、投票日直前Twitter企画など、さまざまな活動に取り組んだ。選挙後に飯田市内の公立4校で行ったアンケートで投票率79・9%と全国18歳投票率平均51・1%を約3割も上回った。

 山梨県の大学に進学する木村さんは「TwitterやFacebookのほか、新たにLineもつくったので、幅広い人に情報提供できる。本塩君は当初から実行委のメンバーとしてほとんどの活動に参加し、総務大臣表彰の伝達も受けてきた」と説明。「この活動でやっていることは人を動かすこと。最終的には1人に対するアプローチが大切になってくることを忘れないで」と助言した。

 実行委員長の引き継ぎを受けた本塩さんは「重責を担わせてもらったので、自分のできることをやっていきたい。ことしは市町村議選にも投票呼び掛けができたらいいが、市町村だと伝えられる相手が限られてくる。街頭啓発に参加したり、ソーシャルメディアを上手く活用していきたい」と語った。実行委のメンバーは現在3校7人。20人近くまで増やしていきたい考えだ。

  

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