飯田信用金庫 90周年記念で消防ポンプ車寄贈

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[ 2015年 9月 12日 土曜日 9時51分 ]

 飯田信用金庫(森山和幸理事長)が90周年記念事業の一環として南信州広域連合(牧野光朗連合長)に寄贈した、化学消防ポンプ自動車の受納式が11日、飯田広域消防本部で開かれた。森山理事長、牧野連合長をはじめ、飯伊町村の首長らが出席。車両説明や泡放水のデモンストレーションなどを通じその性能を確認し、被害を食い止める心強い消防車両の加入を喜んだ。

 飯田信金では「育て支えていただいた地域に役立ちたい」と、周年記念の折に救急車両、消防車両などの寄贈を続けてきた。今回も車両の寄贈を企画し広域連合に相談したところ、化学消防ポンプ自動車が導入から20年以上経過し更新期を迎えていることを聞き、同車両の寄贈を決めたという。金額は5230万円。

 同車両は、ポンプ装置、水槽(1500リットル)および薬液槽(500リットル)を装備し、水では消火できない危険物施設などの油脂火災、交通事故でのガソリン引火や小規模工場での油脂火災などに対応可能。水に一定割合の泡消火薬剤を混合した放水溶液に、圧縮空気を注入して発泡させ、少量の水を効果的に使用するCAFS(圧縮空気泡消火装置)を搭載しており、一般的な建物、車両火災でも有効な泡放水ができる。

 また、水放水と泡放水による消火方法が選択できるため、火災の態様に応じた効率的な消火活動が可能。CAFSによる泡放水は、水放水に比べ水の消費量が少ない上消火効果も高いため、限られた水源での火災時にも有効という。

 受納式で森山理事長は「地域に必要なものをと考え寄贈させていただいた。出番が頻繁にあっては困るが、地域の安心安全のためには備えが大切。いざという時には力を発揮してもらいたい」とあいさつ。牧野連合長は「危険物施設などで火災が発生した際には、特殊な力を発揮する化学消防車の力が不可欠。地域の安全安心のため、より幅広く、大切に活用させていただく」と感謝した。

  

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