飯田動物園のペンギン舎がリニューアル

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[ 2012年 8月 6日 月曜日 14時40分 ]

 飯田市立動物園(長良健次園長)のペンギン舎が4日、リニューアルオープンした。前面に大きなアクリルパネルが設置され、11羽のフンボルトペンギンが水中を泳ぐ姿が目の前で観察できる。水中を気持ちよさそうに泳ぐペンギンの姿など、これまでとはひと味違ったペンギンの姿を楽しめる。

 昨年5月に着手したペンギン舎の工事は、大阪の天王寺動物園のアジアゾウ展示施設「アジアの熱帯雨林」や長野市茶臼山動物園の「レッサーパンダの森」などで「生息環境展示」を手掛ける、動物園デザイナー、大阪芸術大学教授の若生謙二さんが設計、施行指導を行った。同園のホームページで、ペンギン舎を改修することをたまたま知った若生教授が同園に改修案を提示したところ、同園および市がこれを採用。「生息環境展示」として、フンボルトペンギンが実際に生息する南米の自然環境を模した、新しいペンギン舎が完成した。

 ひときわ目を引くのは大きなアクリルパネル。水中でのペンギンの姿をじっくりと観察することができ、目の前を泳ぐ姿は迫力満点。また、水面にゆったりと浮かぶ姿には思わず癒される。生息地、南米の岸壁を模した陸上の部分には、植物をふんだんに使用。長良園長によると、一般的にペンギン舎の陸上は氷を模したコンクリートで造られることが多く、自然の植物が植えられたペンギン舎は非常に珍しいという。

 若生教授は「来園者に、正しいペンギンの生息環境を知ってもらうことができるとともに、ペンギンも暮らしやすい施設ができた。今までにはなかった展示を見てもらうことができる」と笑顔。長良園長は「とてもすばらしい施設ができた。ぜひ足を運んで、見てもらいたい。びっくりしてもらえるはず」と来園を呼び掛けていた。

  

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