飯田商議所が三遠南信道とリニアポスターを作成

地域の話題

[ 2012年 7月 27日 金曜日 7時18分 ]

 飯田商工会議所(柴田忠昭会頭)は、三遠南信自動車道とリニア中央新幹線の開通・開業後の経済的効果や時間距離の短縮などを紹介するポスターを作成し、28日に発売する。2大インフラがもたらす効果を多くの市民に知ってもらい、地域づくりや経済戦略づくりへの気運を高めることが狙い。売り上げの一部はリニア市民募金に充てる。

 ポスターはA1判カラー刷り。三遠南信自動車道とリニア中央新幹線をテーマにしており、三遠南信道は山本インターの外観を、リニアは山梨実験線の実験車両の写真をデザインして「さあ、南信州の夜明け」のメッセージを記している。

 三遠南信エリアを中心に、リニア中央新幹線が結ぶ東京―名古屋間の高速道路網整備の計画図も掲載。リニア中間駅や羽田や中部国際空港への所要時間の目安なども記載した。

 メーンの経済効果については、三遠南信自動車道の開通による浜松市への所要時間の短縮をグラフで示し、交流拡大や輸送時間の短縮、緊急輸送ルート確保などへの効果を図表を交えて紹介。リニアは「1時間の時間距離圏域の人口が現在の23・5万人から1432万人に拡大する」、「国全体の経済総便益が10・7兆円に達する」―などの試算を載せている。

 「三遠南信自動車道とリニアがそろってもたらす大きな経済効果を多くの市民の方に知っていただき、地域の経済発展につなげるためのきっかけになってほしい」と、同所熊谷秀樹リニア推進室長。1000部を作成し、1部300円で販売するが、原価を除いた100円をリニア募金に充てる。

 28日に本社と実行委員会が菊川滋国土交通省道路局長を飯田市公民館に迎えて開催する南信州新聞2万号記念行事・三遠南信自動車道講演会のロビーで発売。30日以降は同市本町の商議所や各地の商工会窓口で販売する。

 会議所が展開しているリニア市民募金は26日現在、950万円に上っている。

  

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