飯田国道事務所が大震災パネル展

地域の話題

[ 2012年 3月 10日 土曜日 8時47分 ]

 飯田国道事務所(杉井淳一所長)は9日から16日まで、同事務所を含む管内6会場で東日本大震災に関するパネル展を開始した。地震概要や津波の被害状況、国交省による復旧活動、次世代交通システムなども含め11枚のパネルで振り返っている。

 昨年3月11日午後2時46分ごろ、三陸沖を震源にマグニチュード9・0という国内最大規模の巨大地震発生から約1年。1万5000人を超える死者を出すなど甚大な被害をもたらした大震災を風化させないことを目的に開催。県飯田合同庁舎や道の駅「信州平谷」など管内6カ所で一斉にスタートした。

 展示では最大震度7の地震と津波による被害の大きさをはじめ、消失した街並み、発生から25分後に東北地方整備局専用ヘリ「みちのく号」が仙台空港を離陸し、その後津波に飲み込まれていく同空港の様子を捉えた航空写真、落橋や寸断された国道などの被害状況を写真で振り返った。

 また国交省が展開した内陸部の東北道・国道4号から東西方向に救命・救援ルートを確保した「くしの歯作戦」の経緯、同事務所も加わった緊急災害対策派遣隊TEC―FORCE(テックフォース)の被災地救援・支援活動の様子も紹介している。

 飯田下伊那も含め東海地区は東海・東南海・南海地震など規模の大きな地震の発生による影響が懸念される地域でもあることから、同事務所も静岡県と連携を図った支援体制を確立しており、松岡三男管理第二課長は「直下型が発生すれば大きな被害も予想される。今一度、大震災の状況を思い起こし、防災意識を高めるきっかけになれば」と話していた。

  

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