飯田国道事務所が橋梁パネル展開催

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[ 2012年 2月 22日 水曜日 9時12分 ]

 飯田国道事務所(杉井淳一所長)は21日から、同事務所を含む管内6会場で橋梁の長寿命化に関するパネル展を開いている。高齢化が進む橋梁の現状や損傷例などを写真で紹介すると同時に、事後保全、予防保全の取り組みを説明。橋梁に負担がかかる通行許可違反の過積載車両など、一般ドライバーも含め橋の保全を啓発していく。

 道路橋(橋長15メートル以上)は現在日本に約15万橋あり、そのうちの約3分の1は高度経済成長期に架設された。そのため2025年には約40%にあたる約6万橋が架設から50年を超える高齢な橋となり、鋼材やコンクリートの劣化、車両の大型化に伴う重交通による疲労損傷などで橋の危険性の増大が心配されている。

 同事務所が管理する管内の道路橋は297橋で、うち今年度50年以上経過する橋は26橋、40年以上は113橋で20年後には50年以上の橋が6割を超えてくる。同事務所ではこの状況を重く受け止め、40年以上経過する2メートル以上の橋については毎年職員がパトロールを行い、5年に1回のペースで詳細点検を実施するなど予防保全に努めている。

 今展では、道路橋の種類や高齢化が急速に進む橋の状況、塩害や腐食、疲労、アルカリ骨材反応―など橋の4大損傷を説明しているほか、点検や診断、補強工事など一連の予防保全への取り組み内容を12枚のパネルで紹介。高木進副所長は「今後きちっとした修繕計画を立てるとともに、一般ドライバーへの啓発も含め多くの人に見てもらいたい」と話している。

 28日まで。飯田下伊那地域では同事務所、県飯田合同庁舎、道の駅「信州平谷」で開いている。

  

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