飯田国際交流の夕べ開く

地域の話題

[ 2017年 12月 12日 火曜日 15時04分 ]

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 飯田国際交流推進協会(横田盛廣会長)は10日、飯田下伊那に暮らす多国籍の人々が集まり、相互理解を深めるイベント「飯田国際交流の夕べ」を飯田市上郷別府の南信州・飯田産業センターで開いた。16カ国・地域の35団体が多彩な芸能文化や展示を発表。各国の伝統料理の試食会もあり、1000人近い来場者でにぎわった。

 「手をつなごう!小さな世界都市をめざして」をテーマに開き28回目。「ワールドステージ」では下伊那農業高校吹奏楽班がオープニングを務め、ポリネシアや中国の舞踊、同市松尾町の松一伊勢流獅子舞教室の獅子舞などで盛り上がった。多くの高校生たちも参加し、学校生活の様子や制服文化を伝えた。

 「ワールドキッチン」では、黒豆や米、刻み野菜を炒め合わせたコスタリカの「ガジョピント」やベトナムの鶏肉スープ「スップガー」、ジャマイカのカレーチキンなど約20カ国の郷土料理が集結。家族連れなどが列をつくり、多彩な味を楽しんだ。

 開会式で横田会長はリニア中央新幹線の開業時代を見据え「世界を結び、交流する都市を目指し、握手と笑顔で友だちの輪を広げよう」とあいさつ。佐藤健副市長は「互いの違いを認め、仲良く支え合える市にしたい。このイベントも多くの皆さんが手と手をつなぐ機会にしてほしい」と呼び掛けた。

 同市松尾明の土屋敏子さん(64)はベトナム料理に舌鼓を打ちながら「飯田にも、こんなに多くの外国人がいることに驚く。なかなかこうした集まりはなく、海外や他国の文化に目を向けられるいい機会」と話していた。

 市男女共同参画課によると、3月末現在の市内の外国人住民は2132人(市内人口の約2%)。ピーク時の03年の3243人と比べると減ったが、最近は微増傾向にあるという。

  

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