飯田国際交流の夕べ開く

地域の話題

[ 2014年 12月 18日 木曜日 9時57分 ]

 飯田国際交流推進協会(横田盛廣会長)は14日、飯田下伊那地域の多国籍な人々が集うイベント「飯田国際交流の夕べ」を飯田市上郷別府の南信州・飯田産業センターで開いた。アジア各国やブラジル、フランス、ポリネシアなど14カ国・地域の26団体が多彩な展示や歌や踊りなどのステージ発表を披露。夕方からは各国の料理を振る舞う「ワールドキッチン」があり、ひときわにぎわった。

 地域住民と外国籍住民とが交流を通じて相互の理解を深め、信頼と友情を育む狙い。ことしが25回目で「手をつなごう!小さな世界都市をめざして」をテーマに掲げた。

 開会セレモニーでは、飯田風越高校書道部の生徒たちが日本の文化を代表して、書道パフォーマンスを披露した。音楽に合わせて順に筆を走らせ、巨大な紙上に「世界中の人たちが お互いを理解し 認め合う そんな世界になるように 祈りを込めて 今 手を取り合おう」などと表現。仕上げに「友」を意味する中国の古代文字を力強くしたため、盛大な拍手を浴びた。

 ワールドキッチンは開店前から各ブースに長蛇の列ができた。カウントダウンでオープンを告げる際は「ア・ハッピー・ニュー・イヤー」の陽気な掛け声も飛び交うなど祭り気分で盛り上がった。

 ブラジルの炊き込みご飯や韓国の唐揚げ、スリランカのカレーなど多彩なメニューに来場者たちは満足げ。会場のあちこちで「おいしい」の声が聞かれた。

 ことしは「世界のお祝い料理」の展示もあり、興味を誘った。鏡餅のように正月期間に飾るモンゴルの「シニンボルスゲ」はさまざまな食材でゲルや羊、月や太陽などを表現。ブラジルの「ブリカデイロ」と呼ばれるイベント用ケーキは精緻な飾り付けで注目を集めていた。

 このほか、民族衣装の試着やごみの分別ゲーム、楽器やダンス、茶道体験などもあり、来場者たちがスタンプラリー形式でブースの人々とのあいさつや会話を楽しんだ。

 市男女共同参画課によると、飯伊地域では現在、25カ国以上の約2700人の外国人が生活している。

  

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