飯田大学連携会議開く

地域の話題

[ 2011年 2月 1日 火曜日 9時03分 ]

飯田大学連携会議 飯田市を拠点に研究活動などを進めている大学同士と市民の連携を考える「飯田大学連携会議」が29、30日の2日間にわたり飯田信用金庫と飯田工業高校の2会場で初めて開催された。これまで飯田市とつながりを深めた各大学の研究者らが集い、情報を共有しながら進める人材育成のあり方について意見交換した。

 

 市としんきん南信州地域研究所の共催で開催。飯田市が学生らに提供する「フィールドスタディー事業」に参加経験のある関東や関西、中京方面の計16の大学院、大学などから約30人の研修者らが参加。初日は自己紹介も含め、これまでの連携経緯などを振り返り、理系、文系問わず共通点を洗い出し、今後の進め方について意見交換した。

 

 和歌山大学の小畑力人副学長は「観光をキーワードに含め、飯田は学びの宝庫。学生の実力をつけ、将来を切り開いた」と称賛。東京農工大の千賀裕太郎教授は「トップダウンのやり方ではだめだと痛感している。飯田大学として何かができれば大きな力になる。今後もさまざまことを議論する中で、飯田市に協力してもらうことができれば」と述べた。

 

 30日は3班に分かれて今後の連携のあり方を検討。「1つのビジョンを考えた上で1つずつ試行錯誤的に取り組んでいくべき」「方向性をまず決めたほうがいい。地域住民や企業とのつながりも含めなければ」「やりたいことが、まずはできるかどうかを把握しないと失敗する」などの意見が出たほか、2年後の同高校統合を踏まえ「大学連携の拠点に向けて活用していくことも可能では」との提案もあった。

 

 今後は研究者7人に行政が加わり、プロジェクトチームを発足させて具体的な活動を進めていくほか、同会議の名称を学びのネットワークが広がるようにと「学輪(がくりん)IIDA」と決定。年1、2回会議の場を設ける。2日間の日程を終えた牧野光朗市長は「大学間、大学と地域の連携を全国や海外に発信していける取り組みの第一歩。課題は多いが、できることから少しずつという感覚で、ゆくゆくは総合的なものに発展させていきたい」とした。

  

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