飯田市のラウンドアバウトがグッドデザイン賞

地域の話題

[ 2018年 10月 5日 金曜日 15時07分 ]

グッドデザイン賞を受賞した飯田市のラウンドアバウト(東和町で)

 飯田市が吾妻町と東和町に設ける環状交差点「ラウンドアバウト」が本年度の「グッドデザイン賞」を受賞した。市は受賞の証で認知度もある「Gマーク」の活用を含め、ラウンドアバウトの情報発信に役立てる。

 同賞は公益財団法人日本デザイン振興会が主催し、1957(昭和32)年に創設された。本年度は応募4789件のうち、1353件が受賞。市は関係者らの推奨も受け、今回初めて応募した。

 市は吾妻町の環状交差点(通称・ロータリー)に加え、2013年2月に東和町の県道と市道の5差路交差点をラウンドアバウト化。速度抑制に伴う事故の防止や渋滞解消、環境負荷の軽減などが狙いで、信号機からの切り替えは全国初として注目された。市地域計画課によると、供用開始後に重大事故は起きていない。

 審査委員らは、ラウンドアバウトそのものの形状や機能だけでなく、一帯の景観やまちづくりにおけるデザインにも着目。「歩道や周辺の公園を含めたトータルデザインを実施することで、殺伐とした印象を与えがちな交差点を心地よい景観に置き換えることに貢献している」などと評価した。

 同課は「今回の受賞により、ラウンドアバウトが『よいデザイン』であることを広く伝えることができ、受賞展への参加などを通じての情報発信も期待できる」と指摘。今月下旬に軽井沢町で開かれる「ラウンドアバウトサミット」でもアピールを見込む。Gマークも「価値や認知度は高い」ととらえ、例えば現地の案内看板や関連啓発物などへの積極的な活用も検討していく。

 ラウンドアバウトは14年の改正道交法で「環状交差点」に正式に位置付けられ、同課によると、7月現在で28都府県の75カ所に設置されている。

 市内では、りんご並木の「三連蔵」もグッドデザイン賞を受けているという。

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

こちらの記事もどうぞ(広告を含む)

     

最近の記事

西下トンネルが開通 松川インター大鹿線 リニア関連で新設、完成祝う

12月15日土曜日15:31

ウィルタネン彗星最接近 昴と競演 

12月15日土曜日15:42

年賀状の投かん始まる 園児は大好きな動物宛てに

12月15日土曜日15:41

先進事例に自社を見つめる ネスク―イイダが新製品・新事業の報告会

12月14日金曜日15:29

源助かぶ菜の漬物販売 生産復活させた大根も提供 泰阜村

12月14日金曜日15:25

仮橋完成で通行止め解除へ 天龍―豊根の県道 土砂崩落から2年ぶり

12月13日木曜日15:10

下農生 伝統のおせち料理に挑戦 7品を調理し重箱へ

12月13日木曜日15:57

南海トラフ地震 3ケースで防災対応 M8で沿岸は連動警戒避難

12月12日水曜日15:04

ノロウイルスが原因 保育園の集団欠席 飯田市

12月12日水曜日15:00

中央道飯田山本―園原間でチェーン義務化 大雪時

12月11日火曜日16:04

星降る夜空と空間演出 冬のナイトツアー始まる 阿智村

12月11日火曜日15:14

20カ国の文化や食通じて 飯田国際交流の夕べ

12月11日火曜日15:37

特産品をギュッと箱詰め 「あなん便冬期」出荷始まる

12月8日土曜日14:09

時計塔の「ぽぉ」が変身 飯田市街地でクリスマス企画 

12月8日土曜日14:16

けん引式車椅子を体験 阿智高地域政策コース ユニバーサルツーリズム

12月8日土曜日14:19