飯田市立動物園の60周年記念式典盛大に

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[ 2013年 5月 8日 水曜日 15時53分 ]

 飯田市扇町の飯田市立動物園(長良健次園長)の開園60周年記念式およびシカ・カモシカ舎のリニューアルオープン祝賀会が5日、同園内イベント広場であった。関係者をはじめ、多くの親子連れらが見守る中、テープカットやくす玉割りなどのセレモニーに加え、仏教保育園の園児による合唱やリジョイスクワイアーによるゴスペルなどのアトラクションが行われ、節目の年を盛大に祝った。

 1947年の飯田大火後の都市計画事業により扇町公園が整備され、園内にサルや小鳥などを飼育したのが動物園の前身となり、53年に市営動物園として開園。初期には市内や鼎方面が一望できる人気の遊具「飛行塔」(54年8月―82年)が大人気。また、84年までライオン2頭、ヒグマ1頭、ヒマラヤグマ2頭、ニホングマ1頭の猛獣も飼育していたが、81年から大規模な改修工事に取り掛かり、87年に小動物中心の動物園としてリニューアルした。

 2011年12月からは中心市街地活性化基本計画に基づく事業の一環として、再び大規模な改修工事がスタート。野生動物が暮らす生息環境を再現することで動物本来の行動を発揮させようという「生息環境展示」が、動物園デザイナーで大阪芸術大学教授の設計立案により取り入れられ、フンボルトペンギン、アンデスコンドル、シカ・カモシカ獣舎がことし5月までに装いを新たにした。

 改修効果は来園者数に表れており、12年度の来園者数は10万2941人で、11年度の1・5倍に。また、1989年度以来24年ぶりに10万人を超えた。

 式の冒頭あいさつに立った牧野光朗市長は、60年にわたり運営に携わってきた関係者や、支えてきた地域住民らに感謝するとともに、「動物園は多くの人が集まるまちの核となる施設。これからも多くの人に愛される施設であり続けたい。また、特長を持った動物園として、全国や世界に発信していければ」と話した。

  

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