飯田市街地で夜の街オリエンテーリング

地域の話題

[ 2013年 5月 18日 土曜日 9時48分 ]

 街のにぎわいは「まず宣伝!」から―。ことしで10年目、第15回を迎えた「いいだ夜の街オリエンテーリング」が16日夜、飯田市の中心市街地であった。

 1日の仕事を終えた参加者1100人が1グループ4人までのグループに分かれて午後7時に中央公園をスタート。受付でチケット(3500円)と引き換えに渡されたコース表で指定された4つの店を回り、飲食を楽しみながら交流を深めた。午後9時までに中央公園にゴールした約7割の人には抽選で、参加店で使える「飲食券」が進呈された。

 飯田民主商工会(海老沼由裕会長)の経営金融対策委員会が中心になり実行委員会をつくって2003年から行っている。当初は150人、20店舗程度の規模だったが、参加者には「新しいお店を発見したり、友だちができる」、参加店には「いろいろ刺激を受け、営業を見直す機会になる」と双方に好評で10年間でここまで発展している。

 このイベントに興味を持った長野駅前商店会の若手メンバー9人と理事長ら3人もはるばる参加した。同駅前の飲食店グループ経営者(43)は「すごいイベント。今日は飯田を盛り上げるために来た。前回も参加して楽しかった。回遊するシステムが決まっているのが面白い。うちも若手メンバーを中心にまとまりがあり、いろいろな取り組みをしている」と話していた。

 参加店のうち、江戸町4のパーネドーロの経営者(32)は「宣伝目的で初めて参加した。感触的にはまあまあ。広告だとお金だけかかるが、このイベントはお客さんが実際に来てくれるので赤字になっても問題ない。リピーターになってくれるかわからないが、気に入ってくれた感じ」と語った。

 実行委員を務める座光寺の男性(54)は「行ったことのない店へ紹介なしで入れる。気楽に新しい店を探せるのが楽しみ」、事務局の男性は「経済が厳しく店の入れ替わりが激しい中で、前回並みの参加者と参加店を維持するのは大変。参加店には大出血サービスしてもらい、営業の刺激になれば。抽選会も大にぎわいで大興奮に包まれた」と話していた。

  

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