飯田松川でマス釣り体験 大物の引きに親子ら夢中

地域の話題

[ 2015年 9月 17日 木曜日 16時48分 ]

 下伊那漁業協同組合などは13日、マス釣り体験会を飯田市内を流れる松川の新久米路橋(同市鼎上茶屋)周辺で開いた。親子50組約100人が参加。同組合のスタッフ約30人の手ほどきを受けながら竿を振り、イクラを餌に次々と釣り上げた。

 自然に親しみ、魚釣りの魅力や生態系の大切さなどを知ってもらおうと、同組合や天竜川総合学習館かわらんべなど6団体でつくる「飯伊釣り文化を伝承する会」が昨年に続いて企画。水産省の水産多面的機能発揮対策事業と県の地域発元気づくり支援金事業の助成を活用した。釣りに先立ち、一帯のアレチウリの駆除や清掃に取り組んだ。

 20センチは超えるニジマス80キロを放流したほか、40センチ級の大物やイワナも用意。多めの水量に合わせて「脈釣り」で挑戦し、開始後ほどなく、あちらこちらで初当たりの歓声が上がった。

 同市鼎一色の男性会社員(47)は、釣りは初めてという小学生の娘2人と参加。30センチを超える大物を仕留め「釣れたよー」「うれしい」と喜ぶ子どもたちの姿に「いい体験ができました」と笑顔を見せていた。

 下伊那漁協の下島保徳組合長は「親子で自然や釣りに親しんでもらい、ふるさとの原体験として心に残してもらえるとうれしい」と期待。茨城県の鬼怒川が決壊した豪雨災害にも言及し「日頃から自然に触れていることで、背中合わせにある脅威も感じられる」と話していた。

  

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