飯田高24回生有志 念願の焼酎完成祝う

地域の話題

[ 2015年 3月 18日 水曜日 11時50分 ]

 還暦を機に2013年2月に発足した、飯田高校第24回生有志でつくる「農業塾Next」(熊谷秀泰会長、14人)が、昨年秋に収穫したサツマイモ(黄金千貫2・8トン)を原料に自分たちの焼酎「ささらほうさら」を完成。16日に飯田市上郷黒田のJA上郷支所会議室で記念パーティーを開き、完成を祝った。

 祝賀会は、農業塾のメンバーとその支援者でつくる「ささらほうさら友の会」(鋤柄富男会長、32人)が主催。別の会場で開いた夜の部と合わせ、延べ約40人が出席した。

 鋤柄会長は「昨年思い立って焼酎づくりを始めた。2月に酒造会社と打ち合わせを行い、工場を見学した。5月にサツマイモの苗を植え付け、10月に収穫し、酒造会社(佐久市の芙蓉酒造)に届けた。樽の中でじっくり熟成し、念願の焼酎が完成した。感無量」とあいさつ。

 言いだしっぺの熊谷会長(同)も「10年前に三重県でJA鈴鹿の営農指導員をしていた頃、焼酎をつくろうとあがいたがかなわなかった。10年越しの夢だった」と感激を述べた。

 完成した焼酎の720ミリリットルラベル・箱のデザインは、龍江出身の同窓生で陶芸家の樽沢泰文さん(同)が担当。樽沢さんは「メールで依頼を受けたときはちょうど車いすで手術室に向かうところだったが、ぜひ協力したいと引き受けた」と振り返った。

 デザインについては「20年ぐらい前に落書きで描いてずっとしまってあった。いろいろな人、いろいろな生活の姿を描いた。箱の四面を合わせると1枚の絵になる」と説明。「ささらほうさら」という焼酎のネーミングも樽沢さんが思いつきで提案し、採用された。当地方の方言で「ふんだりけったり」の意味。事務局の西尾明広さん(同)は「シビアな中にも明るい響きがある」と評価した。

 焼酎は当初予定通り約1200本をすでに完売している。

  

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