飯田龍車が人力車の運行開始

地域の話題

[ 2015年 3月 23日 月曜日 9時41分 ]

 飯田市街地に人力車を走らせる「飯田龍車」(佐藤歩代表)は21日、オープニングセレモニーを開き、運行を開始した。土日祝日とりんご並木イベント開催日を通常営業日とし、平日は予約のみで対応。橋南地区を中心とした4コース(15分、30分、45分、60分)の他、桜の開花時期には橋北地区の名桜を訪れるコースも設けるという。

 城下町飯田の再発見と感動を通して地域活性化を目指す事業。リニア新幹線開通後の地域を支える若者が集い、イベントだけではなく、若者が働きたくなる仕事を実際に創出することで、地域経済の活性化につなげようと取り組む、市民グループ「IIDAWAVE(イイダウェーブ)」(伊藤茂雄代表)内の一部門「ワカモノビズ」が企画し、ことし1月に同社が発足した。

 同社は、人力車を引く車夫10人と運行管理などを行うオペレーター2人で構成。東京浅草で3年間の車夫経験がある佐藤代表(38)を中心に、人力車4台で運行する。発足後、「まずは運行上の安全確保が第一」と、浅草での研修や講師を招いての市内研修、自主練習などを重ねてきた。

 セレモニーで佐藤代表は「地域の人たちや飯田に訪れる多くの人たちに、笑顔と元気を与えられる事業にしたい。そうした喜びの和を広げることで、少しでも地域の活性化に貢献できれば」と力を込めた。また、人力車に試乗した牧野光朗飯田市長は「ゆったりとした乗り心地で気持ちが良い。目線が高くなることで普段みている景色が全く違うものに感じられた。まさに地域の魅力を再発見できる。ぜひ皆さんも乗ってみて」と笑顔で呼び掛けていた。

 乗降場所は飯田動物園前、飯田信用金庫本店前広場、三連蔵の3カ所に設置。通常営業日は運行中以外同所で待機する。問い合わせは同社(電話0265・48・6713)へ。

  

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