高森・被爆柿の木二世の収穫間近

地域の話題

[ 2012年 11月 1日 木曜日 9時40分 ]

 高森町山吹の丸山公園で、町が平和の象徴として育てている柿の木「被爆柿の木二世」がことしも実を付けた。初収穫した昨年よりも多くの実を付け、関係者は収穫を楽しみにしている。

 この柿の木は、長崎市で被爆した柿の木から生まれた。木はケロイドを残したまま生き続け、1993年に同市の樹木医、海老沼正幸さんが種から二世の苗木を育てた。その1つが町に贈られ、2002年に「平和を願う柿の里高森」のイベントで植えられた。木の品種は渋柿の「トンゴ」。

 初めて実を付けた一昨年は、収穫直前に何者かに持ち去られた。

 木の高さは約2・5メートル。鮮やかなオレンジ色に実り、どれも枝がたわむほど大きく膨らんだ。町教委によると、50個ほど確認し、重さは大きいもので280グラムになりそうだ。昨年は23個の収穫だった。

 11月11日に収穫する予定で、「広島平和のバス」派遣団や平和推進委員ら約40人が集まる。もぎとった実はそれぞれ持ち帰る。

 町教育委員会の主事は「植樹から10年が経ち、多くの協力で立派に根付いた。新たな平和のシンボルとして町民に親しんでもらえるよう今後も守っていきたい」と話した。

  

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