高森町は14日、若者の目線で町や地域の魅力を発信する「わかもの☆特命係」の任命式を町役場で開いた。3年目の取り組みで、再任2人を含め飯田女子短大の1、2年生9人を任命した。
9人のうち6人が出席し、壬生照玄町長から任命書を受けた。「高森町の良いところを全国に向けて発信していく」「大好きな高森町を広く知ってもらう」などと1人ずつ決意表明を語り、壬生町長は「飯田下伊那の良いところを外へ発信し、地域全体が良くなる核に」と期待を寄せた。
着任したのは2年の山岸里菜さん、広瀬紗弥香さん、佐藤優美さん、本島梨子さん、小林真澄さん、岩崎奈津美さん、林音々さん、1年の松下亜里沙さん、小林愛奈さんで、山岸さんと広瀬さんは再任。9人のうち4人が高森町出身。
特命係は地方版総合戦略「日本一のしあわせタウン総合戦略」の一環。任命を受けるとボランティアでフェイスブックを通じて地域の魅力を発信したり、町長と懇談して地域に対する考えを伝える。8月に予定する若者シンポジウム「かもかも会議」の企画・運営に当たるほか、町内企業や飲食店を巡って町ケーブルテレビを通じて紹介することも計画する。