高森町でサンザシ収穫体験を実施

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[ 2019年 9月 25日 水曜日 15時50分 ]

 健康や美容に良いと注目されるサンザシの収穫体験が23日、高森町のアグリ交流センター一帯で行われた。小雨の中、町内外から訪れた50人近くが収穫体験を楽しんだ。

 サンザシは、中国では一般的な果物。消化に良いとされ肉などとともに食べられるほか、血液の循環を良くするとして生理痛予防や産後の母体の療養にも利用されるという。

 アグリ交流センター近くに広がるサンザシ園は、木村重臣さん(68)が植えたもの。中国を訪れた際にサンザシに感激し、日本でも広めようと25年ほど前に苗木を取り寄せて植えた。だが、国内で販路がなく収入につながらなかった。

 国際中医師の資格を持つ青山洋子さんがサンザシに着目。2年前から所属する地域づくりグループ「タカート」のメンバーに声を掛け、放棄されていたサンザシ園の再生を始めたほか、昨年秋には「信州たかもり熱中小学校」内に薬草部を立ち上げて、加工品の開発などにも取り組み始めた。

 アグリ交流センター付近の果樹園地帯を体験型農園として発信する町若手職員のパノラマ農園プロジェクトと協力し、トライアルツアーとして収穫体験を初めて企画。定員40人を上回る申し込みがあった。

 佐久市から訪れた50代の女性は「美容のためにサンザシのジュースを飲んでいる友人もいる。珍しい体験ができてうれしい」と喜んだ。

 園主の木村さんは「皆の協力でやっとサンザシを知ってもらうことができた」と目を細め、青山さんは「これほどのサンザシが取れるところは国内にそうはない。まだまだ知名度は低いが、特産品として可能性がある」と期待する。

 29日午前9時から、熱中小学校薬草部とタカートでサンザシの収穫作業を行う。一般の協力者を募っているほか、希望者には販売も行う。

◎写真説明:高森町でのサンザシ狩り

  

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