高森町で南信州農ある暮らし入門研修

地域の話題

[ 2019年 5月 18日 土曜日 14時56分 ]

 農業や家庭菜園に興味がある人を対象に野菜づくりの基礎を伝え、将来的な移住就農を誘う「南信州農ある暮らし入門研修」が17日、高森町下市田の県南信農業試験場で始まった。県南信州地域振興局と県農業大学校による企画で2年目。県内外から28人が参加し、10月まで2日間ずつの計7回にわたり、多彩な野菜づくりに挑戦する。

 初回は18日までの2日間で、畑づくりやキュウリ、ナス、トマトなどの定植を研修した。

 座学の基礎講座に続き、敷地内のほ場で実習。参加者たちは技術員の手ほどきで畝づくりの作業から始めた。

 順にくわを握って土をならし、植え付けや種まきを体験。地元からの参加者も含め、農業経験がない人がほとんどで、興味深そうに質問を重ねていた。

 茨城県水戸市から10時間運転して参加した会社員(66)は飯田市のワーキングホリデーがきっかけ。「将来の食糧への不安もあり、食べ物の作り方を学び、孫たちに伝えたいと思った。少し遠いが景色を楽しみながら通いたい」と話し、熱心に作業をしていた。

 今後も多彩な野菜の植え付けや種まき、収穫を計画。そば打ちなど加工の他、収穫した野菜を調理する実習も計画している。

 振興局農政課の神通川洋一課長は「南信州への移住定住を希望する人にとって中心にあるのが農業。農業未経験の地元参加者も含め、担い手不足や遊休農地の解消につながる機会になれば」と期待していた。

◎写真説明:畝づくりをする参加者たち

  

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