「月瀬の大杉」10月に調査 2月の積雪で被害

地域の話題

[ 2014年 9月 19日 金曜日 11時50分 ]

 2月の記録的な大雪で被害を受けた根羽村の国天然記念物、月瀬の大杉で、信州大学や樹木医による診断が10月中旬に行われる。超音波による幹の内部調査や強度調査などを行い、今後の保存に向けた対応を検討。来年度以降に本格的な保存作業に取り組む予定だ。

 月瀬の大杉は樹齢1800年以上と推定される県内最大の巨木で樹高は約40メートル。1944年に国天然記念物に指定された。2月の大雪では積雪の重みに耐え切れず、主要な枝2本をはじめ枝が大量に折れ、景観が一変するほどの被害にあった。4月には住民、樹木医、信州大学など50人余が参加して落下枝の除去作業も行われた。

 今回の調査は、信州大学と樹木医により2回に分けて行われる。10月8日から10日にかけては、信州大学のチームが訪れ、レジストグラフによる幹の強度調査を実施。また、上部の葉を採取して葉先までどのくらい水分や栄養分を吸い上げているのかの調査も行う。

 同14日から17日には樹木医(文吾林造園)により、ドクターウッズという計器を使って超音波による樹木の内部調査などを実施する。16日には調査の見学会を開催し、地元の小中学生や一般住民が参加する予定だ。

  

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