20カ国の文化や食通じて 飯田国際交流の夕べ

地域の話題

[ 2018年 12月 11日 火曜日 15時37分 ]

華やかな伝統芸能が披露された「ワールドステージ」

 飯田国際交流推進協会(河原進会長)主催の「飯田国際交流の夕べ」が9日、飯田市上郷別府の南信州・飯田産業センターで開かれた。「手をつなごう!小さな世界都市をめざして」をテーマに飯田下伊那地域の多国籍な住民が交流。参加者はスタッフを含め1000人を超え、各国の伝統文化や食を通じて信頼と友情を培った。

 地域住民と外国人住民の交流を図り、相互理解を深める狙いで29回目。市男女共同参画課によると、市内の外国人住民は約2150人で、飯伊は2800人余。この日はフィリピンや中国、ブラジル、ベトナム、ジャマイカ、スリランカなど約20カ国が参加した。

 各国の伝統芸能や歌、ダンスが披露され、華やかな民族衣装が会場を盛り上げた「ワールドステージ」をはじめ、「ワールドキッチン」は15カ国の25団体余りが伝統料理や家庭料理を振る舞った。

 青少年の国際理解を深める機会として、多くの高校生も準備段階からスタッフとして関わったほか、皿やカップなどの食器、はしは持参するなど環境に配慮してごみの削減を目指した。

 結婚を機に30年前に松川町に移住したフィリピン出身の中川オルガさん(56)はイベントに参加して20年。「最初はただのお祭りだと思っていたけど、自分の国を知ってもらえるとても良い機会になっている」と述べた。河原会長(72)は「イベントを通じて一体感が出てきている。来年は30回の節目。絆を深めるきっかけにしたい」と話した。

  

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