3市町5図書館 ネットワークシステム開始

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[ 2011年 7月 2日 土曜日 13時31分 ]

 それぞれの図書館が所蔵する図書などの資料情報を共有、利活用できる「南信州図書館ネットワークシステム」の運用が1日、飯田市、松川町、高森町の3市町5図書館で始まった。総体で蔵書約69万冊の所蔵内容と貸し出し状態が一目で分かるようになるほか、インターネットサービスを介して資料の予約も可能になるなど利便性の向上を図られる。

 昨年12月に定住自立圏形成の追加協定が結ばれ、以来、3市町で同システムの構築を進めてきた。図書など資料情報を共有化することで利用者サービスの向上が見込まれるほか、各館の所蔵データが閲覧でき、無駄のない資料の購入が可能になるなど効率化が図られる。またサーバー用機器・経費などを共同利用することで構築及び運用に係る経費を削減。事業費は5年間で経費も含め約4800万円だが、単独導入した場合と比べると約3800万円の節減効果を見込む。

 利用者は新たに登録を行えば1枚の貸し出しカードでネットワーク内の図書館の本を借りたり検索することができるほか、自治体を超えて予約による取り寄せも可能で、指定した図書館で受け取れる。週3回の定期運搬を行い、最長でも4日で目当ての本が手元に届くシステムだ。またパスワードとメールアドレスを登録して行うインターネットサービスは、図書館のホームページから本の予約ができるようになる。

 今回の参加市町村は電算システムの更新時期が迫っている1市(中央、鼎、上郷図書館)2町に限られたが、同システムを導入している他の6町村(阿南町、阿智村、下條村、天龍村、喬木村、豊丘村)への参加も呼び掛ける。

 この日、市立図書館で開かれた稼働式典で、牧野光朗飯田市長は「教育分野での取り組み実現をうれしく思う。南信州地域の生活圏の一体感を感じ、今後も他地域に広がっていけば」と述べた。

  

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