JAが牛の品評会開く

地域の話題

[ 2010年 10月 28日 木曜日 9時05分 ]

 JAみなみ信州と同畜産協議会による第13回畜産共進会が始まり、27日には地元の飯田市で種牛の品評会が行われた。飯田下伊那地域各地の生産者が29頭を出品。月齢別に4部門で審査を行い、最優秀賞などの各賞を選出した。

 生産技術の向上を目指して開く毎年恒例の行事。13回目の今回は7日に市内の食肉公社で開いた肉豚枝肉から、11月2日に松本市で開く肉牛枝肉(F1)部門まで、5部門で計5日間にわたって開催する。

 27日は、肉牛を繁殖させるための母親となる「種雌牛」の品評会を同市大瀬木の三尋石の集畜場で実施。月齢別に育成、若雌、成雌など4部門で審査し、久保田和弘・県飯田家畜保健衛生所長を委員長とする7人が体型や体積、雌らしさなどを考慮して最優秀賞や優秀賞などの各賞を決めた。

 かつては「安福165の9」など品質重視の系統を親に持つ繁殖和牛が高い評価を受けたが、単価安などから、近年は「百合茂」や「勝忠平」など体が大きく、枝肉が多くとれる系統に人気が集まっている。

 月齢10カ月以上14カ月未満の部で最優秀賞に輝いたのは喬木村氏乗の木下伸一さん(78)が出品した自家産の種雌牛。トウモロコシなどの飼料を十分に与え、しっかりした体を育てたことが評価された。同共進会での最優秀賞は初めてといい、「大変に感激している」と話した。

 県内主産地の飯伊地域では126戸が繁殖和牛を育て、国内の肉牛農家を支えている。29日には同会場に75頭が出品され、肉牛の品評会が行われる。

  

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