JAが被災農家のビニールハウス解体支援

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[ 2014年 2月 26日 水曜日 9時59分 ]

 8日と14―15日の豪雪で2億円を超える農業施設被害を出したJAみなみ信州は、被災農家を対象にしたビニールハウスの解体支援を開始した。支所ごと対応しており、職員が緊急性の高いハウスから順に解体、撤去を進める。被害が関東甲信地域の広範囲に及んでいることから、復旧に必要な資材の不足が懸念されている。

 同JAによると、管内の被害件数は24日現在で273件453棟。被害額は既に2億円を超えており、3億円に達するとの見通しも出始めている。

 雪の重みにより、支柱が折れたり、骨組みごとつぶれるなどの被害が中心。被害が広範囲に及んでいることや、営農期が迫っていることから、緊急対策として実施している。

 同JA松尾支所も24日から作業に着手。25日午前は職員ら6人が、松尾清水の女性(71)方のキュウリハウス3棟を解体した。

 被害が多かった複数が組み合わされた連結型のハウスで、中央の棟に集まった雪の重みに骨組みが耐えられなくなり、連鎖倒壊した。

 女性によると、ストーブで暖をとったり、手が届く両側の棟の雪を下ろす対策を講じたものの、16日朝までに倒壊したという。

 職員らは骨組みをはずしてばらばらにし、まとめる作業を重ねたが、結合部が湾曲するなどして難航する場面もあった。

 農水省が支援事業の枠組みを撤去まで広げる方針を示したため、作業前、後の状況撮影も行った。

 支所ごとに対応しており、トマトやキュウリ、レタスなどの緊急性の高い品目を栽培する施設から順に撤去する。

 被害が全国各地に及んでいるため、資材不足が深刻になっており、新規施設の設置について見通しは立っていない。

 女性は「長くキュウリを育ててきたが、一人でハウスを続けることは厳しいかもしれない」と肩を落としていた。

  

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