JAみなみ信州がTPP交渉参加反対集会開く

地域の話題

[ 2010年 11月 22日 月曜日 16時26分 ]

 JAみなみ信州農政対策協議会(会長・矢澤輝海代表理事組合長)はこのほど、飯田市鼎東鼎のJAみどりの広場で「TPP交渉参加反対JAみなみ信州緊急集会」を開いた。生産者や役職員ら約200人が参加し、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉の情勢を把握し、反対の意思を共有、明確化した。

 主催者を代表してあいさつした矢澤会長は「日本人は、農村によって心身ともに豊かさを享受していながら、農業を軽視している。TPPが締結されると田園は荒れ、畜産業は全滅してしまう。政府の対応を見ながら日本農業のための世論を広げていきたい」と語った。

 情勢報告ではJA長野中央会が「食料・農業・農村基本計画とTPP交渉とは決して両立することはできない」と指摘。「9日にTPPの関係国と協議開始することを閣議決定した。これからがわれわれ農業者にとって本当の正念場。JAグループを挙げて日本人一人ひとりの暮らしのあり方を問う運動にしていく」と力説した。

 集会にかけつけた地元選出の国及び県会議員は、党派を超えて「現状の農業への環境整備なくしてTPP交渉参加は反対」「必死で国土と生活を守ってきた農業に自信と責任を持ち、これからも日本農業を守る」「地方に冷たい状況下、一人ひとりの手で農村を守っていかなければならない」などと訴えた。

 大平和俊野菜部会長、矢澤邦登肉牛部会長、鈴木喜久夫青年部委員長、園原幸子女性部長が壇上に立ち、反対意見と今後の決意を表明した。

 大平部会長は「農地を受け継ぐのは使命。TPPを、農業保護の問題ではなく国家存続の危機ととらえたい」と述べ、園原部長は「農を通じて健全な人間を育てていくことがわたしたちの使命。農業を守り続け、たくましく生きていく」と語った。

  

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