JA豊丘支所でTPP交渉参加反対集会開く

地域の話題

[ 2012年 4月 18日 水曜日 10時22分 ]

 全品目の関税撤廃などを原則とした環太平洋連携協定(TPP)をめぐり、JAみなみ信州豊丘支所は16日、TPPの交渉参加に反対する緊急集会を同所で開き、村内の農業関係者ら約60人が参加した。全会一致で参加反対の決議をした。

 同JA組合員や村農業委員、村議、村職員らが集まった。

 決議では「地域経済と雇用・農業振興・食の安全確保・医療制度の充実は国を守る上で基本中の基本」とし、暮らしと生命を危機に陥れるTPP交渉への参加に断固反対すると主張。政府の情報開示を求め、各団体と連携しながら交渉参加阻止に向けた国民運動を展開していく必要性を強調した上で「南信州の食と農を守り農村の美しさを次世代に引き継ぐため、地域一丸となって運動を展開していく」とした。

 JA長野中央会の職員が「TPP等をめぐる情勢と国民生活への影響について」と題し、TPPの原則に触れたほか、TPP参加に伴う農業や医療、土木・建設業界などへの影響を説明。国民的議論を経て交渉参加を見送るよう訴えた。

 あいさつに立った下平喜隆豊丘村長は、農山村の基幹産業である農業を守るため政府には国民的合意をお願いしたいなどと述べた。

 TPP交渉の参加阻止に向け、全員で「がんばろー」と声を上げて緊急集会を締めくくった。

 緊急集会は同JAの方針で、豊丘を皮切りに支所単位で集会を開いていく。さらに小さな枠組みでも開く計画もあり、集会を通じTPPの交渉参加に反対する声を高めていく。

  

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