NHK合唱コン最優秀賞に輝いた追手町小合唱班メンバーが母校で再会

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[ 2009年 11月 3日 火曜日 8時34分 ]

 本年度の全国唱歌コンクール最優秀校は、関東甲信越地方代表・長野県飯田市立追手町小学校と決定しました。NHKラジオが伝えるニュースに一瞬、学校中がどよめき、合唱班の子どもたちは喜びとも叫声ともつかないほどにはしゃぎまわりました…。

 1956(昭和31)年度NHK全国合唱コンで最優秀賞に輝いた「奇跡の歌声」のメンバーが1日、53年ぶりに母校で再会し、丸山陸雄校長の案内で少年時代を過ごした懐かしい学びやを見学、思い出深い音楽室では全国コンクールで発表した2曲を合唱するなど、高揚した当時の学校生活を懐かしんだ。

 当時、全国唱歌コンに出場したのは5・6年生合わせて21人。メンバーはすでに還暦を過ぎ、63―65歳に。同小は1953年に初めて唱歌コンに参加。熱心な山中邦夫教諭(故人)の指揮・指導の下に宮下公子教諭が伴奏を務め、男子6、女子15の計21人で構成する合唱班は音楽室で練習に明け暮れたという。

 全国コンで発表したのは、課題曲が「わかいおじさん」で自由曲は「ゆめよぶ春」の2曲。これまで何度となく「恩師を囲んで思い出会を」との声もあったが、実現に至らなかった。が、社会の一線から退く年齢になったことから「ことしこそ何としても」と、愛知県春日井市の会社役員細田靖尋さん(65・江戸浜町出身)らが幹事役を務め、待望久しかった「集い」が実現した。

 53年ぶりに再会したメンバーは、21人のうち10人。前日にホテルで過ごして旧交を温めた仲間は、翌日に故山中先生の墓参へ。全国一に導いてくれた熱心な指導にあらためて感謝の気持ちを伝えた。そして、丸山校長の案内で懐かしい学びやを見学し、練習に明け暮れた音楽室では宮下さんのピアノ伴奏に合わせて全国コンで発表した2曲を合唱、胸をときめかした当時のままの姿を再現して母校での半世紀ぶりの再会を懐かしんだ。

 幹事を務めた細田さんは「参加した仲間には感謝したい。当時はなみいる合唱名門校が存在した中で、私たちのような片田舎の学校がよくぞ全国一になったと思う。熱心な指導者に恵まれて、幸運でした。53年ぶりの再会でしたが、今回の集いであっという間に時間が縮まった気がしました」。

 丸山校長も「合唱コン全国一は、私たち後輩にとって憧れの存在です。合唱は本校の伝統であり、これからも大切に守っていきたい」と話していた。

  

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