「子どもの居場所」考える プラットフォーム構築へ関心を

子育て・医療・福祉

[ 2017年 12月 6日 水曜日 16時43分 ]

ワークショップでグループ検討会

 地域で支える「子どもの居場所」について考えるフォーラムが4日、飯田市追手町の県飯田合同庁舎であった。子ども支援に携わる飯伊の関係機関・団体、NPO、個人60余人が参加。ネットワーク構築に向けて、基調講演とワークショップを行い、情報共有と連携強化を図った。

 県は、こどもの居場所を学習支援や食事提供、悩み相談などの複数の機能をもつ「信州こどもカフェ」と位置づけ、その普及拡大を図っている。南信州地域振興局では、来年1月29日に「信州こどもカフェ南信州地域プラットフォーム」の第1回推進会議を予定している。

 この日は、プラットフォーム構築に向けて、地域の関心を高めてもらうため「キックオフ・フォーラム」を開催。同振興局の山本智章局長は「関係者同士の連携に向けて、お互いを知るための第一歩となるよう期待している」とあいさつした。

 基調講演では、NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク理事長の栗林知絵子さんが「地域のこどもたちに、みんなでお節介をしよう!」と呼び掛けた。続いて、参加者が8つのグループに分かれてワークショップを行い、地域で支える「子どもの居場所」について話し合った。

 全体会で各グループのまとめを聞いた栗林さんは「けっこう遊びというキーワードがみえた。こんなに自然豊かで土もあるのに公園で遊んでいない。原体験をもった子どもは将来戻ってきてくれる人になる」と感想。

 「子どもがホッとできて話せる場所をつくることが大切。子どもたちの目線に落として、どういう場所だったらリラックスできるか考えれば自ずと発想が生まれてくる。子どもにやさしいまちは持続可能なまちになっていく。もっと地域の合意形成を図るなかで、子どものためにもっと税金を使ってと言えるヨコのつながりをつくっていく必要がある」と述べた。

 県みらい基金の高橋潤理事長は「タネを見つけ、芽を出していくよういろいろやっていきたい。皆さんと一緒にやっていくことを具体化していきたい」とした。

 フォーラムに先立ち、飯田フードドライブ年末キャンペーンが同庁舎で初めて行われた。米や缶詰、菓子など約80キロが子どもの居場所へ提供利用するために市民から寄付された。今後も定期的に開催していく。

  

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