「早期検査でエイズ予防を」 保健所が街頭キャンペーン

子育て・医療・福祉

[ 2014年 11月 27日 木曜日 16時38分 ]

 県飯田保健福祉事務所は25日夕、県臨床検査技師会と初めて合同で「世界エイズデー普及啓発街頭キャンペーン」を、飯田市鼎名古熊のアピタ飯田店で実施した。

 12月1日の「世界エイズデー」を前に、エイズは正しい知識と早期検査で予防できることを知ってもらい、HIV迅速検査(エイズ検査)を無料で受けられることをPRする目的。同会から7人、同事務所から4人が参加し、同店の玄関口3カ所でエイズ予防啓発用品(ポケットティッシュ)1000個を配った。

 エイズ検査を無料で受けられるのは、管内では飯田保健福祉事務所(迅速・匿名検査)とエイズ治療拠点病院の飯田市立病院(迅速検査)の2カ所。同病院診療技術部副部長兼臨床検査科長で同会副会長を務める實原正明さんは「ぜひこれを機会に検査を受けていただきたい」と呼び掛けた。

 同事務所によると、県内で昨年に新規届出のあったHIV感染者は8人(前年10人)、同じくエイズ患者は8人(同7人)の計16人(同17人)。診断時すでにエイズを発症している人が増加傾向にある。

 これについて、同事務所では「50歳代・40歳代でエイズを発症してから感染に気づく人が多い。早期発見のための検査機会を逸している」とみている。

 また、HIVに感染してからエイズを発症するまでの潜伏期が従来の5~10年から3~4年に短縮しているとの報告がある。エイズ発症を防ぐには、この潜伏期の間に治療を始めることが重要であることから、同事務所では「感染の不安がある場合は早めに検査を受けていただきたい。先延ばしにしていると、すぐにエイズを発症してしまう可能性がある」としている。

 同事務所では、予約により無料、匿名でエイズ検査を毎週水曜日の午後1時からと2時から実施している。結果はその日のうちに伝える(迅速検査)。梅毒・クラミジアの検査も行っている。相談は平日午前8時半から午後5時15分まで随時実施している。予約時間も同じ。専用電話番号は、0265・52・0812。

  

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