「歯の健康を守る大会」 虫歯予防に親子が行列

子育て・医療・福祉

[ 2011年 11月 1日 火曜日 16時48分 ]

 飯田下伊那歯科医師会(松野文昭会長)と飯伊地区包括医療協議会(唐沢弘文会長)は29日、第36回「歯の健康を守る郡市民大会」を飯田市高羽町の飯田人形劇場で開いた。就学前の子どもたちを対象にしたフッ素化合物の無料塗布やブラッシング指導、歯科健康相談など多彩なコーナーを開設し、親子連れなどでにぎわった。

 正しい口腔衛生知識の普及と定着に努め、郡市民の健康の保持増進に寄与する狙い。近年は「生活と環境まつり」に合わせて開催しており、歯科医師や歯科衛生士、栄養士らによる検診や口臭・咬合力測定、食生活相談などもあった。

 歯質を強化し、虫歯に対する抵抗力を高める効果があるフッ素化合物の塗布は、ことしも大人気。開始後しばらくは、保護者を含む200人ほどが順番待ちの列をつくった。会場内で子どもたちは専用の器具を口に入れ、2分ほどの違和感を我慢。終了後に「頑張ったね」とほめられると、白い歯をのぞかせた。

 ブラッシング指導では、歯科衛生士らが子どもたちの歯の並びや形に応じた磨き方を実演し、熱心に見聞きする父親の姿も。このほか▽歯科健康相談▽歯科技工製作物(入れ歯など)の展示▽本年度の口腔衛生ポスター・標語コンクールの入賞作品展―などがあった。

 同会公衆衛生部長は「虫歯だけでなく、歯肉炎や歯周病の予防、かみ合わせの大切さなど、口腔衛生全般への関心が高まりつつある。この大会をきっかけに、歯の健康に対する認識をさらに深めてもらえるとうれしい」と期待していた。

  

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