ブロックごと体制構築

子育て・医療・福祉

[ 2021年 2月 19日 金曜日 15時51分 ]

 新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、南信州広域連合は18日の広域連合会議で、地域内の接種体制の方向性について話し合った。飯田市、北部、南部、西部の4ブロックごとに接種体制を整えることを基本とし、集団接種とかかりつけ医での個別接種の可能性を含めて検討。ブロック外のかかりつけ医でも可能とする市側の提案に対し異論が相次ぎ、結論は持ち越した。

 市側はかかりつけ医で接種ができるようにするため、住所地外の医療機関で接種を受けられる体制づくりを提案した。選択肢が広がって高齢者の接種が進む―などと理解を求めたの対し、ワクチンの分配方法やブロック間での調整、予約の取り方、特例の適用範囲などを巡って疑問の声が上がった。

 市の検討状況によると、接種は集団会場のほか病院、診療所、高齢者施設で実施する。病院や診療所は、ワクチンが届く基本型とサテライト型を想定。4施設ほどを1グループとし、市内で6グループつくる。高齢者施設では、サテライト型施設の医療従事者が訪問して接種する。医療機関での個別接種については、飯田医師会を通じて市内の医療機関に意向調査を行っているとした。

 北部ブロックは、ブロック内の医療機関への基本型・サテライト型接種施設の調査を終え、希望者8割の人数で接種体制を検討中とした。

 南部ブロックは、南部医療協との話し合いなどを通じて体制づくりを進めている。

 西部ブロックは、ブロック内の診療所にワクチン接種を依頼。ワクチン保管用冷凍庫の設置場所とワクチン管理について飯田病院と調整中とした。

 また市は集団接種会場として旧地場産業振興センター(上郷別府)を想定し、所有する広域連合との間で借用手続きを進めている。隣接地には、新型コロナの初期診療や検査検体採取する「飯田市地域外来・検査センター」がある。

 県による医療従事者への接種後、市町村を主体に65歳以上の高齢者への接種は4月以降になる見通し。ワクチン接種費は国が負担するため無料。

  

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