メディカルバイオクラスター食品系分科会

子育て・医療・福祉

[ 2014年 6月 7日 土曜日 8時05分 ]

メディカルバイオ分科会 飯田下伊那地域の民間企業や行政、農業、医療機関、大学などの連携により、健康長寿社会を支える新たな地域産業の創造を目指す「飯田メディカルバイオクラスター」の本年度第1回食品系分科会が5日、飯田市上郷別府の南信州・飯田産業センターで開かれた。

 

 本年度、伝統野菜、伝承食、地元限定食材の探索と機能性評価を進めるとともに、高齢者単身世帯の増加に対応した食品および提供システムの開発を目指す同分科会。この日は、飯田下伊那歯科医師会の伊藤隆祥会長を講師に迎え、「健康長寿であり続けるための口腔機能」について学んだ。

 

 講演で伊藤会長は、高齢者に多い摂食・嚥(えん)下障害について説明。その上で、経口摂取を支援する嚥下しやすい食物形態として、硬すぎず密度が均一でそしゃくしやすいもの、適度な粘度があり、口腔内でバラバラにならないもの、飲み込む時に変形し、喉こしがスムーズなものなどを挙げた。参加者らは、メモを取りながら、新しい介護食品のあり方について考えをめぐらせていた。

 

 このほか、介護食品としてカットグルメの開発・販売を手掛ける旭松食品(飯田市駄科)が、事業の現状について説明。介護食品に対する要求について、そしゃくや嚥下しやすさに加え、栄養面やおいしさを挙げるとともに、今後は見た目や使いやすさも追求していく必要があるとした。

  

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