上村デイサービスセンターが開所

子育て・医療・福祉

[ 2015年 4月 2日 木曜日 11時17分 ]

 1日から飯田市上村の上村デイサービスセンターを指定管理で運営するNPO法人わだの家(遠山信一郎理事長)=同市南信濃=は同日、施設内で開所式を開き、テープカットを行った。高齢化が進展する上村地域で、唯一の通所介護施設。遠山理事長は「高齢者が可能な限り自宅で自立した生活ができるよう支援したい」と決意を語った。

 飯田市と合併する前の旧上村が1993年、小規模通所介護施設として地域の中心部に位置する国道152号線沿いの上村ふれあい広場内に開設。2005年の合併以降は市が運営し、デイサービスセンターでは市内唯一の直営施設となっていた。

 市は指定管理者による運営を模索しており、12年度から同法人と協議を重ね、まちづくり委員会の了承を得て指定。今後は資金を補助して運用面を支援する。

 開所式には関係者ら約20人が参加。あいさつで遠山理事長は「訪問介護サービスの実施も視野に多機能型のデイサービスの実現を目指す」と強調。「地域に根ざした介護事業を展開したい」と決意を語った。

 市長寿支援課の課長は「わだの家は専門性の高いサービスを提供されており、地域の信頼も厚い」と説明。「今まで以上に充実したサービスが提供され、高齢者の自立を助けてくれると確信している」と語った。

 わだの家は05年から南信濃和田で認知症対応のグループホームを運営。08年には認知症対応デイサービス、11年には居宅支援事業を開設している。

 上村デイには、法定人数を上回る介護職員3人、機能訓練指導員1人、生活相談員1人、調理員1人の計5人を配置。通所介護と介護予防通所介護のサービスを提供する。

 上村地区には200人を超える高齢者がいて、うち50人余が独居高齢者。潜在的な需要は大きいものの、市の直営時代は利用者が1日平均5人と少なく、課題も多い。

 同法人は住民を対象にした聞き取りを行い、利用者拡大を模索。南信濃木沢地区まで対象を広げる方針を固めた他、要望が多かった宿泊型のサービス提供も、空き家活用を念頭に検討している。

 1日現在の利用登録者は5人増やして18人となっている。

  

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