下伊那赤十字病院でトリアージ訓練

子育て・医療・福祉

[ 2010年 10月 13日 水曜日 9時22分 ]

 日本赤十字社長野県支部合同救護訓練が9日、松川町元大島の下伊那赤十字病院と名子原体育館で行われた。訓練は、同日午前5時半に、静岡県駿河湾沖を震源とするマグニチュード8・0程度の地震が発生したとの想定で実施。同病院では傷病者の受け入れと処置、救護所となる体育館では被災現場でのトリアージや傷病者の搬送、応急処置などが、本番さながらの緊迫感の中実施された。

 同訓練は、瞬時に多くの被災者が発生する大規模災害の際に必要となる、医療救護班や県赤十字救護隊、地域の赤十字奉仕団、行政、消防など関係団体の相互連携を強化するために毎年実施。会場は、県内6つの赤十字病院が持ち回りで行われている。

 この日は県内各地の赤十字病院救護班をはじめ、同病院職員、同町赤十字奉仕団など約200人が参加。午前6時、同病院に災害対策本部が設置されると、同10時半から、救護所となった名子原体育館で傷病者のトリアージ(治療優先度判別)訓練がスタートした。

 傷病者役の30人余りは、一人ひとり負傷個所や程度、意識の有無、被災した状況などを細かく設定。傷口には特殊メイクも施された。救護班らは、一見では分からない負傷程度を、傷病者から丁寧かつ迅速に聞き出しトリアージすると、応急手当を行うとともに、重傷者を同病院へと搬送した。受け入れた病院では、救護所での診断結果を再度確認した上で、処置にあたったほか、外来で同病院を訪れた被災者のトリアージも合わせて実施した。

 日本赤十字社長野県支部の吉越功雄総務課長は「いつ発生するかわからない災害に対し、訓練を重ね技術と知識を習得しておくことが大切。多くの人の協力により、実践的な訓練ができる意義は大きい」と話していた。

  

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