介護老人保健施設「ゆうゆう」オープン、認知症の受け皿を担う

子育て・医療・福祉

[ 2010年 5月 22日 土曜日 13時28分 ]

 飯田市立病院が上郷黒田の高松分院跡地に新築移転工事を進めていた介護老人保健施設「ゆうゆう」が完成し21日、しゅん工式を行いオープンした。2007年3月末に閉院した高松分院跡地に、介護予防の拠点施設として、08年の10月から建設に着手していた。

 完成した施設は、鉄筋コンクリート3階建てで延べ床面積は約4400平方メートル。建設費は13億円余り。入所定員は100人。1階は、通所リハビリテーション、在宅介護支援事業所、地域交流スペースに加え、高松診療所を併設し、高松分院が支えてきた地域医療を確保していく。2階は一般ケアの入所施設で、居室の一部には酸素・吸引装置を配備し、医療依存度の高い入所者にも対応できる。3階は認知症対応型のユニットケア構造を採用した入所施設で、認知症の人を専門にケアする。

 しゅん工式には、地元まちづくり協議会をはじめ関係者約40人が出席。テープカットに続いて、黒田人形座が祝舞の「寿式三番叟」を上演した後、式典、施設見学を行った。式典で牧野光朗市長は「現在、老健に入所している約8割の入所者は認知症であり、新施設はその受け皿としての役割が大きい。特に、高松分院が培ってきたリハビリテーションの機能を生かし、よりスムーズに在宅復帰へつなげることができるよう取り組んでいきたい」とあいさつした。

  

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