外国出身者対象に災害時避難所シミュレーション

子育て・医療・福祉

[ 2013年 2月 21日 木曜日 9時25分 ]

 飯田市公民館は17日、外国出身者を対象にした日本語教室の一環として、災害時に備えた避難所シミュレーションを丸山小学校体育館で行った。約40人が避難所での生活や大きな揺れの体験、地震速報の聞き取り練習などを通して、災害時に起こりえる問題点について考えた。

 地域の防災訓練などに参加する機会のなかった外国人にも防災意識を高めてもらおう―と実施し、外国籍市民団体や小中学校を通して募集。日本語教室の参加者と家族、一般などが参加し、市危機管理・交通安全対策室と男女共同参画課の職員、日本語教室のスタッフが指導に当たった。

 体育館内では毛布や非常食を確保する手順などを学んでから、地震発生後を想定したラジオ放送風のアナウンスを聞き、日本語や母国語で文字にして家族や仲間に伝える練習をした。

 「運転を見合わせている」「不通です」といった表現は「分からない」と首を振る参加者が多く、市危機管理・交通安全対策室の防災係長は「覚えてうまく伝えてほしい。発生から3時間は情報が入りにくく皆が不安になるが、どう伝えるかで避難所の状況が変わってくる」とアドバイスした。

 参加者の一人は「地震体験車や映像がすごく怖かった。非常持ち出し品は買おうか迷っていたけれど、準備しなければ」と話すなど、危機意識を高めた様子だった。

  

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